EARTH 1st Studio Album
Bright Tomorrow
SONIC GROOVE
発売元:エイベックス
2001年3月28日発売(CD: AVCD-16006)

Produced by max matsuura
最高12位・6.5万枚

1. History of us
(作詞:作曲:編曲:葉山拓亮I)
(C) 2001 Rising Publishers Co., Ltd.
葉山拓亮の王道というかw-indsっぽい。
2. Boys Like That
(Written & Arrangement by Matt Bronleewe, Robin Scoffield, Jeremy Bose)
(C) 2001 SONGS OF WINDSWEPT PACIFIC
あの時代の音って感じで今となると懐かしくもあるわけだけど、個人的には嫌いではない質感。
3. I'm Happy We Met
(作詞:作曲:編曲:葉山拓亮)
(C) 2001 Rising Publishers Co., Ltd.
SPEEDのアルバムにありそうな曲という印象。hiroに似てる声の人がいる。
4. 羽根
(作詞:作曲:編曲:Marc "Marnel" Nelkin, Jamie Hartman・日本語詩:KENTARO, SHUNGO.)
(C) 2001 Rising Publishers Co., Ltd. & REVERB 2 MUSIC LIMITED
アルバムの中で個人的に一番イイと思ったのがこちら。クリエーションが日本人アーティストじゃないのが悔しいところだけど制作陣がこういう変化球をシングルにできていたらよかったのに。
5. Wedding Road
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 2001 avex music publishing inc. & Rising Publishers Co., Ltd.
この作品の中では数少ないJ-Popに寄せた楽曲。
6. wonderful world
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 2001 avex music publishing inc. & Rising Publishers Co., Ltd.
コモリタミノル風味のトラックがなんとも面白い。
7. Is This Love
(作詞:作曲:編曲:葉山拓亮)
(C) 2001 FUJI PACIFIC MUSIC, INC. & avex music publishing inc.
2001年2月7日発売の3rdシングル。最高13位、7.6万枚。
これは宇多田ヒカルの「Wait&See〜リスク〜」の影響を色濃く感じさせる。
8. For No Reason
(作詞:作曲:編曲:葉山拓亮)
(C) 2001 Rising Publishers Co., Ltd.
これも葉山拓亮さんお得意の感じの楽曲でhiroの『Treasure』に質感が近い。
9. Your Song
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 2000 SHOGAKUKAN MUSIC & DIGITAL ENTERTAINMENT CO., LTD. & Myrica Music, Inc.
2000年11月8日発売の2ndシングル。最高24位、3.5万枚。MBSテレビアニメ『ゾイド -ZOIDS-』エンディングテーマ曲。
R&Bのテイストを漂わせた楽曲。悪くないんだけどさほど売れなかったね。
10. My bright tomorrow
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 2001 avex music publishing inc. & Rising Publishers Co., Ltd.
ほぼタイトル曲。
サウンドは想定内の仕上がり。
11. time after time
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 2000 Nippon Television Music Corporation
2000年2月23日発売のデビューシングル。最高13位、14.3万枚。日本テレビ系ドラマ『COUNT DOWN TV』挿入歌、グリコ『ムースポッキー』CMソング。(本人出演)
曲の構成、雰囲気は宇多田ヒカルの『Automatic』っぽく時代に合わせて制作されたのだろう。
6月に『time after time -HIP HOP SOUL Version-』なるものをシングルリリースしており、こちらのアレンジは宇多田ヒカルの『Automatic』を手掛けた西平彰さんによるものだがよくわからないリリースである。(配慮的なオファー?)
12. Is This Love-stay real to groove mix-
(作詞:作曲:葉山拓亮)
(C) 2000 FUJI PACIFIC MUSIC, INC. & avex music publishing inc.
2ndシングルのリミックス

東郷祐佳、朝長真弥、瀬戸山清香の3人による女性ヴォーカル・ダンス・グループEARTHの唯一のアルバム。
おそらく彼女たち世代が憧れたのがSPEEDだと思うのですが、SPEEDを送り出した事務所ライジングプロダクションのオーディションで見出された彼女たちは直系の後輩にあたります。
彼女たちがデビューする時期にはもうSPEEDは解散しており、ガールズグループの中心はモーニング娘。ハロプロ周辺が幅を利かせていた。
それでも「SPEEDの夢をもう一度」とばかりにレコード会社各社はガールズグループを投入していたように記憶している。
結局その椅子取りゲームは盛り上がることはなかったのだけど。
当時は女性といえばR&B歌手が次々と投入されていたけれど、その線でヴォーカル・ダンス・グループはいまいちだった。
ライジングが送り出すという点ではその後の展開が個人的には楽しみだったけど、デビュー曲の「time after time」以上のヒットを獲得することはできず、同じエイベックスからはジャンルは異なるもののdreamというガールズグループが怒涛のプロモーションを展開し、EARTHはレコード会社のプッシュは受けることが難しかったことも痛い。
何より彼女たちの悲劇は事務所社長でワンマン&トップダウンの平哲夫氏が脱税事件で逮捕されてしまったことだろう。
あの時代ダイナミックな展開をするためには実力者の謎の力がどうしても必要であり、安室奈美恵さんもSPEEDも本人たちの才能を最大限活かすために平哲夫氏が暗躍していたのは間違いない。
アルバムの内容は、この時期のJ-Popの流行に忠実にR&Bやヒップホップの要素をふんだんに取り入れて作られているというのが正直な感想。
やっぱり宇多田ヒカルの影響はところどころ感じられ、彼女がいかに日本の音楽シーンの中心に居たのかが改めて分かる。
そこに捕らわれすぎて呪縛のように音楽性を狭めてしまったともいえなくもない。
メインライターは事務所お抱えだった葉山拓亮(D-LOOP、w-inds.、hiroなど)、T2ya(観月ありさ、知念里奈、shelaなど)によるものが多く、まさにツボを心得た曲作りである。
アルバムの後に4thシングル「MAKE UP YOUR MIND」、5thシングル「Color of seasons」を発表しており、チャートにもランクインしているのだけど解散により2ndアルバムに繋がることはなかった。
解散理由は伝えられていないため憶測で物を語ることはできないけれど不自然な終わり方に見えるのは気のせいではないだろう。
当時の彼女たちはまだ全員若く、まだまだ可能性はあったわけだし。
例えば本人たちにどれだけ才能があっても、大成するためには、それに加えて運やチャンスといった要素も絡んでくるわけだから残念な気もするよね。
悪くはないけれど「time after time」だけが飛び抜けてしまっていて、それ以上にたどりつくことができなかった。これに尽きるかな。
そしてそれはライジングもエイベックスも飛び抜けた創業者に続く後継者を産み出すことが出来なかったことでもある。
まあそれはバーニングやビーイングその他もそうだろうし、個人が発信していく今の時代においては必要とされないシステムなのかもしれない。
個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8.5
Bright Tomorrow
SONIC GROOVE
発売元:エイベックス
2001年3月28日発売(CD: AVCD-16006)

Produced by max matsuura
最高12位・6.5万枚

1. History of us
(作詞:作曲:編曲:葉山拓亮I)
(C) 2001 Rising Publishers Co., Ltd.
葉山拓亮の王道というかw-indsっぽい。
2. Boys Like That
(Written & Arrangement by Matt Bronleewe, Robin Scoffield, Jeremy Bose)
(C) 2001 SONGS OF WINDSWEPT PACIFIC
あの時代の音って感じで今となると懐かしくもあるわけだけど、個人的には嫌いではない質感。
3. I'm Happy We Met
(作詞:作曲:編曲:葉山拓亮)
(C) 2001 Rising Publishers Co., Ltd.
SPEEDのアルバムにありそうな曲という印象。hiroに似てる声の人がいる。
4. 羽根
(作詞:作曲:編曲:Marc "Marnel" Nelkin, Jamie Hartman・日本語詩:KENTARO, SHUNGO.)
(C) 2001 Rising Publishers Co., Ltd. & REVERB 2 MUSIC LIMITED
アルバムの中で個人的に一番イイと思ったのがこちら。クリエーションが日本人アーティストじゃないのが悔しいところだけど制作陣がこういう変化球をシングルにできていたらよかったのに。
5. Wedding Road
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 2001 avex music publishing inc. & Rising Publishers Co., Ltd.
この作品の中では数少ないJ-Popに寄せた楽曲。
6. wonderful world
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 2001 avex music publishing inc. & Rising Publishers Co., Ltd.
コモリタミノル風味のトラックがなんとも面白い。
7. Is This Love
(作詞:作曲:編曲:葉山拓亮)
(C) 2001 FUJI PACIFIC MUSIC, INC. & avex music publishing inc.
2001年2月7日発売の3rdシングル。最高13位、7.6万枚。
これは宇多田ヒカルの「Wait&See〜リスク〜」の影響を色濃く感じさせる。
8. For No Reason
(作詞:作曲:編曲:葉山拓亮)
(C) 2001 Rising Publishers Co., Ltd.
これも葉山拓亮さんお得意の感じの楽曲でhiroの『Treasure』に質感が近い。
9. Your Song
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 2000 SHOGAKUKAN MUSIC & DIGITAL ENTERTAINMENT CO., LTD. & Myrica Music, Inc.
2000年11月8日発売の2ndシングル。最高24位、3.5万枚。MBSテレビアニメ『ゾイド -ZOIDS-』エンディングテーマ曲。
R&Bのテイストを漂わせた楽曲。悪くないんだけどさほど売れなかったね。
10. My bright tomorrow
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 2001 avex music publishing inc. & Rising Publishers Co., Ltd.
ほぼタイトル曲。
サウンドは想定内の仕上がり。
11. time after time
(作詞:作曲:編曲:T2ya)
(C) 2000 Nippon Television Music Corporation
2000年2月23日発売のデビューシングル。最高13位、14.3万枚。日本テレビ系ドラマ『COUNT DOWN TV』挿入歌、グリコ『ムースポッキー』CMソング。(本人出演)
曲の構成、雰囲気は宇多田ヒカルの『Automatic』っぽく時代に合わせて制作されたのだろう。
6月に『time after time -HIP HOP SOUL Version-』なるものをシングルリリースしており、こちらのアレンジは宇多田ヒカルの『Automatic』を手掛けた西平彰さんによるものだがよくわからないリリースである。(配慮的なオファー?)
12. Is This Love-stay real to groove mix-
(作詞:作曲:葉山拓亮)
(C) 2000 FUJI PACIFIC MUSIC, INC. & avex music publishing inc.
2ndシングルのリミックス

東郷祐佳、朝長真弥、瀬戸山清香の3人による女性ヴォーカル・ダンス・グループEARTHの唯一のアルバム。
おそらく彼女たち世代が憧れたのがSPEEDだと思うのですが、SPEEDを送り出した事務所ライジングプロダクションのオーディションで見出された彼女たちは直系の後輩にあたります。
彼女たちがデビューする時期にはもうSPEEDは解散しており、ガールズグループの中心はモーニング娘。ハロプロ周辺が幅を利かせていた。
それでも「SPEEDの夢をもう一度」とばかりにレコード会社各社はガールズグループを投入していたように記憶している。
結局その椅子取りゲームは盛り上がることはなかったのだけど。
当時は女性といえばR&B歌手が次々と投入されていたけれど、その線でヴォーカル・ダンス・グループはいまいちだった。
ライジングが送り出すという点ではその後の展開が個人的には楽しみだったけど、デビュー曲の「time after time」以上のヒットを獲得することはできず、同じエイベックスからはジャンルは異なるもののdreamというガールズグループが怒涛のプロモーションを展開し、EARTHはレコード会社のプッシュは受けることが難しかったことも痛い。
何より彼女たちの悲劇は事務所社長でワンマン&トップダウンの平哲夫氏が脱税事件で逮捕されてしまったことだろう。
あの時代ダイナミックな展開をするためには実力者の謎の力がどうしても必要であり、安室奈美恵さんもSPEEDも本人たちの才能を最大限活かすために平哲夫氏が暗躍していたのは間違いない。
アルバムの内容は、この時期のJ-Popの流行に忠実にR&Bやヒップホップの要素をふんだんに取り入れて作られているというのが正直な感想。
やっぱり宇多田ヒカルの影響はところどころ感じられ、彼女がいかに日本の音楽シーンの中心に居たのかが改めて分かる。
そこに捕らわれすぎて呪縛のように音楽性を狭めてしまったともいえなくもない。
メインライターは事務所お抱えだった葉山拓亮(D-LOOP、w-inds.、hiroなど)、T2ya(観月ありさ、知念里奈、shelaなど)によるものが多く、まさにツボを心得た曲作りである。
アルバムの後に4thシングル「MAKE UP YOUR MIND」、5thシングル「Color of seasons」を発表しており、チャートにもランクインしているのだけど解散により2ndアルバムに繋がることはなかった。
解散理由は伝えられていないため憶測で物を語ることはできないけれど不自然な終わり方に見えるのは気のせいではないだろう。
当時の彼女たちはまだ全員若く、まだまだ可能性はあったわけだし。
例えば本人たちにどれだけ才能があっても、大成するためには、それに加えて運やチャンスといった要素も絡んでくるわけだから残念な気もするよね。
悪くはないけれど「time after time」だけが飛び抜けてしまっていて、それ以上にたどりつくことができなかった。これに尽きるかな。
そしてそれはライジングもエイベックスも飛び抜けた創業者に続く後継者を産み出すことが出来なかったことでもある。
まあそれはバーニングやビーイングその他もそうだろうし、個人が発信していく今の時代においては必要とされないシステムなのかもしれない。
個人的評価 ★★★★★★★★☆☆ 8.5

