Various Artists compilation Album
vocal compilation 90's hits vol.2 〜female〜 at the BEING studio(2015)
B-Gram RECORDS
発売元:ビーイング
2003年5月25日発売(CD:JBCJ-5011)

Produced by DAIKOH NAGATO
except #3,7,9
Produced by 長戸大幸、吉江一男 #3
Produced by 織田哲郎 #7
Produced by 長戸大幸、長戸秀介 #9

1. 恋は舞い降りた 七緒香
(作詞:七緒香・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、徳永暁人)
(C) 1997 Be Kikakushitsu
1997年5月20日にZAIN RECORDSから発売の七緒香デビューシングル。最高22位、8.8万枚。
映画『恋は舞い降りた。』主題歌。
2. 街 七緒香
(作詞:七緒香・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、徳永暁人)
(C) 1998 Be Kikakushitsu
1stアルバム『七音』より。なぜアルバム曲?って疑問は置いておいて。イントロから松本孝弘氏のギターがB'zしてるのですが聴こえてくるのは稲葉浩志氏の声ではない。
この曲って温存して倉木麻衣に歌わせてたらハマったかもしれない。
3. メとメで伝心 SO-Fi
(作詞:岩切玲子・作曲:編曲:大島こうすけ)
Produced by 長戸大幸、吉江一男
(C) 1993 Be Kikakushitsu & Mr.Music
1993年6月23日にBMGルームスのD.O.G HOUSEレーベルから発売のデビューシングル。ライフカードCMソング。
作曲、編曲、キーボードはWANDSを脱退した大島康祐(こうすけ)さん。大島さんが得意とするダンサブルなブラコンに仕上がっていて『なんちゃってドリカム』な雰囲気もある。
1991年の『ホテルウーマン』サウンドトラックに参加しており、デビューを予定してる旨が案内されていたのでBMG VICTORないしBMG Roomsと契約していた可能性が高い。
個人的にヴォーカル岩切玲子の声は好きな声。B'zやManishi、ZARDなど多数のアーティストの作品でコーラスを担当した実力派。
4. 孤独のRunaway W-NAO
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:池田大介)
(C) 1990 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD.
1992年3月18日にテイチクのBitamingレーベルから発売されたW-NAO1stシングル。最高97位。B'zのミニアルバム『MARS』収録曲をカバー。
5.太陽の Komachi Angel W-NAO
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:池田大介)
(C) 1990 Be Kikakushitsu.
1992年5月21日にテイチクのBitamingレーベルから発売のW-NAO2ndシングル。B'zシングルをカバー。
6. ジュテーム 坪倉唯子
(作詞:大津あきら・作曲:織田哲郎・編曲:池田大介)
(C) 1993 Nippon Television Music Corporation & Be Kikakushitsu
1993年1月27日にBMG Roomsのrhizomeレーベルから発売された坪倉唯子さんシングル。最高25位、20.2万枚。日本テレビ系水曜ドラマ『ジェラシー』主題歌。
YAMAHAポプコン入賞後、アポロンから歌手デビュー。本人の志望はシンガーソングライターであったが、歌手としての才能のほうを認められる。
80年代後半に長戸大幸氏のスカウトでビーイング入りし、コーラスの仕事を中心に活動。
TUBEプロジェクトの渚のオールスターズの後期に参加している。CBS/SONYから作品を出す計画もあったが、ソニーが渚のオールスターズのプロジェクトから降りることになりプロデューサーの長戸大幸氏は『近藤(房之介)と坪倉(唯子)の居場所がなくなる』と長戸氏はBMGビクターと交渉してレーベル契約を取り付ける。
このとき、近藤さん坪倉さんだけではなく織田哲郎さんも移籍している。
その後、坪倉さんがメインボーカルを務めたB.B.Queensが『おどるポンポコリン』で大ヒットそして同時期にB'zがブレイクする状況となビーイングを取り巻く状況が一変する。
基本的に代表原盤権はビーイングが所有することを条件に数多くのレコード会社と契約してカタログを供給した。1991年には自分たちでレコード会社をやったほうが早いとしてレコード会社を設立してしまう。
坪倉さん自身はヴォーカリストとしての活動に重きを置き、大物アーティストから依頼されレコーディングやライヴでコーラスする仕事が増える。
代表的な作品として中島みゆき『Maybe』、尾崎豊『闇の告白』、T-BOLANの『Bye For Now』、Mr.Children『Everything (It's you)』、福山雅治『桜坂』、工藤静香『千流の雫』、大黒摩季『熱くなれ』、ZARD『運命のルーレット廻して』など。
7. 遊びに行こうよ BA-JI
(作詞:中沢晶・作曲:織田哲郎・編曲:織田哲郎、BA-JI)
produced by TETSURO ODA
(C) 1996 Be Kikakushitsu
1996年2月21日にZAIN RECORDSから発売のBA-JIの1stシングル。前年夏にミニアルバム『とりあえず。』BA-JIが初めてリリースしたシングル。織田哲郎プロデュース。
作詞とヴォーカルの中沢晶は1991年にシングル『恋のナースステーション』でポリドールのb.gramレーベルからデビューしたスターダストプロモーション所属のモデル中畑幾久子である。
これは当時私がADINGに電話して確認しているので間違いないです。
スターダストプロモーション提携シリーズ。
中沢になってからもスターダストプロモーションに所属していました。スターダストとビーイングの提携が解消されたあとはBA-JIとしては織田哲郎の事務所T's Corporation関連会社のセレブランツに移籍して同時にBAJI-Rと改名。レコード会社はソニーに移籍した。(中沢のマネジメントはスターダストのままだった)
8. HAPPY BIRTHDAY FOR YOU 秋吉契里
(作詞:作曲:秋吉契里・編曲:池田大介&C.Crew)
(C) 1997 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikakushitsu
1997年2月18日、Rooms RECORDSから発売された秋吉契里デビューシングル。テレビ朝日系『トゥナイト2』エンディングテーマ。
彼女に関して判明していることといえば、90年初頭に長戸大幸プロデューサーと出逢っていること、大学院で日本文学を専攻していたこと、そして現在もうこの世の中には存ないこと。
27歳という遅いデビューながら、2年ちょっとの間にシングル7枚、オリジナルフルアルバム『存在』2枚しっかりとリリースしている。ベストアルバムの類はない。
ビーイング総帥である長戸大幸氏がラジオで話した時のことを思い出してみよう。
長戸氏はラジオの番組でBMGに話をもっていった時期、つまり89年から90年代初頭に『いずみちゃん』というめちゃくちゃ可愛い大学生がいて、その子をメインに売り出そうと計画していたが、彼女の両親に大反対されたためポシャったと。その後、ZARDの坂井泉水にイズミと名付けたのはその『いずみちゃん』の印象が強かったからだとも話しているのだ。
89年〜90年代初頭といえばビーイングのメインレーベルはBMGビクターに集約されており、B'zのZEZも含めベテランアーティストのRhizome、その他アーティストのD.O.G HOUSEと3つもの専門レーベルを構えるほど強い協力関係にあった。
B'zのヒットを受けてBMGにも出資してもらってその流れを汲む3レーベルを法人化しBMG ROOMSが設立。ビーイング単独出資になった1995年にはROOMS RECORDSに社名を変えているのだが、ROOMSはBMGにいたビーイングのアーティスが所属している。
特に長戸大幸氏との繋がりが深いアーティストの作品を出していたところでもある。
『いずみちゃん』はそのラインで売り出される予定だったわけだから当然契約書を交わしていたとしてもおかしくはない。
残された契約を消化したのが秋吉契里としての活動だったとしたら話が合うのである。芸名に『契』が入っていることも興味深い。
アルバム『存在』、『無力』を発表。
新人のアーティストのデビューはZAINからが多かったので、なぜこの人はROOMSなのだろうか?と当時不思議に感じていた…
27歳でのデビューというのもやっぱり違和感がある。制作に関与していたのが古株で経営に移り現場から離れていた中島正雄さんだったことも珍しいことだった。
結果としてはほとんど売れることも注目されることもなかったけれどリリースはしっかり行われた。
そして2004年、ビーイングが設置し、更新もされることもなくなった公式サイト(www.being.co.jp/chigiri/)にポップアップが出現し、秋吉契里さんが闘病の末、亡くなったことが伝えられるという異例ともいえるお知らせがあった。
当時のビーイングではこのようなお知らせはおろか活動終了の報告さえもアナウンスされることは殆どなかったため、この特別扱いには一部ファンの間で話題になっていた。
アルバムのコラージュ写真もど真ん中に据えられているのがなんとも不思議だ。
ビーイング作品に大きく貢献したアレンジャーの明石昌夫氏については、スタッフレベルでは個人のSNSで追悼されていたが、会社としては何のアナウンスもされていない。
所属を離れてるとはいえその貢献を考えればお悔やみをアナウンスするくらいは人情だろう。(B'zも公式には何も出していない)
9. きっとふたり 会えてよかった 柳原愛子
(作詞:向井玲子・作曲:栗林誠一郎・編曲:池田大介)
produced by 長戸大幸、長戸秀介
(C) 1993 NICHION,INC. & Be Kikakushitsu
1993年11月17日にZAIN RECORDSから発売の柳原愛子さん2ndシングル。TBS系『COUNT DOWN TV』オープニングテーマ曲。
10. Tears 森下由実子
(作詞:向井玲子・作曲:川島だりあ・編曲:明石昌夫)
(C) 1993 NICHION,INC.
1993年8月17日にZAIN RECORDSから発売の森下由実子デビューシングル。TBS系『COUNT DOWN TV』オープニングテーマ曲。
スターダストプロモーション提携シリーズ。
11. 街中の素敵 みんな着飾って 中原薫
(作詞:作曲:川島だりあ・編曲:大島こうすけ)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
1993年12月15日にZAIN RECORDSから発売の中原薫デビューシングル。IONA CMソング。王道のビーイングサウンドではなくSO-Fiに近いものがある。
スターダストプロモーション提携シリーズ
12. いますぐ夏へ連れ去って… Beaches
(作詞:黒澤摩璃子・作曲:瀬木佑未子・編曲:池田大介)
(C) 1993 Nippon Television Music Corporation & Be Kikakushitsu
1993年12月1日にバップのB-VAPレーベルから発売のBeachesデビューシングル。日本テレビ『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』エンディングテーマ。
メンバーは瀬木佑未子(ちびまる子ちゃん「ゆめいっぱい」の関ゆみ子)、黒澤摩璃子、髙田万由子の3人。
個人的な印象ではMi-keのOL版みたいな感じ?
瀬木佑未子さん自身の解説があります
13. それだけなのに… featuring 上杉昇 川島だりあ
(作詞:作曲:川島だりあ・編曲:倉田冬樹)
(C) 2003 Be Kikakushitsu
1992年にシングル『悲しき自由の果てに』がヒットした川島だりあさんが3rdアルバムのために制作した楽曲。
ところがソロ活動を停止してFEEL SO BADとしての活動を開始したためお蔵入りになっていた。
正直いうとソロのアルバムを作って欲しかった!10年経ってこんな良い曲聴かされてちゃうとその想いは深くなる。『東京パワー』のツアーは飛行機のスカイメイトを使って行きました。赤坂ブリッツでしたね。…本当に観たいのはソロのだりあさんだったんですけどね。
ビーイング全盛期には織田哲郎さん、栗林誠一郎さんなどと同様に数多くの楽曲提供を行なっていた。
GIZAstudioのアーティストに楽曲提供したのは川島さんだけである。(栗林誠一郎さんのストック曲を使った岩田さゆりは除く)

ビーイング創立35周年を記念して発売されたat the BEING studioシリーズの女性ヴォーカルもののコンピレーションです。既に男性ヴォーカルもののvol.1 〜male〜が発売されていました。
hitsとタイトルにありますが、僕の記憶の限りではヒット曲は数曲にとどまっており、選曲は微妙かなというのが正直な感想。
発売の告知ではビーイングがプロデュースした中谷美紀さんの『あなたがわからない』が収録される予定でしたが、中谷さんの所属事務所スターダストプロモーションからの抗議で収録されませんでした。これもヒットはしていませんが、KEY WEST時代含めて中谷美紀さんの黒歴史としてプロフィールから抹消されていますから仕方ないでしょう。
当時のビーイング×スターダストプロモーション提携シリーズは非常に多いので、いっそそれらをコンプリートしても面白かったのに。
Mi-ke(宇徳敬子、村上遙、渡邊真美)、ZARD(坂井泉水)、中畑幾久子(中沢晶)、KEY WEST CLUB(中谷美紀、東恵子)、Manish(高橋美鈴、西本麻里)、森下由実子、中谷美紀、中原薫、BA-JI(中沢晶)、Aisha(東恵子)と10組を超えますから。Aishaは本当に勿体なかった!デビュー曲『Basic Mind 〜Darling! Let's take a chance』は非常に出来が良いのだけど提携終了とともにTHE ENDとなった。
個人的には懐かしい曲が並んでいるので楽しめるんだけどタイトルと中身の乖離は否めない。
七緒香のアルバム曲『街』の収録に『?』を感じつつ、宇徳敬子『まぶしい人』、小松未歩『謎』などヒットした曲はスルーしてる点にも『?』だったり。
90年代にこだわるなら、中村彩花『遥かな時間を越えて』、水島由紀子『Always Remember』、牧穂エミ『碧いうさぎ』、中畑幾久子『恋のナースステーション』など他にもあるよね。
プロデュース提供した南野陽子『KISSしてロンリネス』、Wink『咲き誇れ愛しさよ』、田中律子『青い夏に身をまかせ』なんかも入れる余地はあったのではないでしょうか。
ビーイングの売れなかったものも含めてなつかしむには良いかも知れない。
vocal compilation 90's hits vol.2 〜female〜 at the BEING studio(2015)
B-Gram RECORDS
発売元:ビーイング
2003年5月25日発売(CD:JBCJ-5011)

Produced by DAIKOH NAGATO
except #3,7,9
Produced by 長戸大幸、吉江一男 #3
Produced by 織田哲郎 #7
Produced by 長戸大幸、長戸秀介 #9

1. 恋は舞い降りた 七緒香
(作詞:七緒香・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、徳永暁人)
(C) 1997 Be Kikakushitsu
1997年5月20日にZAIN RECORDSから発売の七緒香デビューシングル。最高22位、8.8万枚。
映画『恋は舞い降りた。』主題歌。
2. 街 七緒香
(作詞:七緒香・作曲:松本孝弘・編曲:松本孝弘、徳永暁人)
(C) 1998 Be Kikakushitsu
1stアルバム『七音』より。なぜアルバム曲?って疑問は置いておいて。イントロから松本孝弘氏のギターがB'zしてるのですが聴こえてくるのは稲葉浩志氏の声ではない。
この曲って温存して倉木麻衣に歌わせてたらハマったかもしれない。
3. メとメで伝心 SO-Fi
(作詞:岩切玲子・作曲:編曲:大島こうすけ)
Produced by 長戸大幸、吉江一男
(C) 1993 Be Kikakushitsu & Mr.Music
1993年6月23日にBMGルームスのD.O.G HOUSEレーベルから発売のデビューシングル。ライフカードCMソング。
作曲、編曲、キーボードはWANDSを脱退した大島康祐(こうすけ)さん。大島さんが得意とするダンサブルなブラコンに仕上がっていて『なんちゃってドリカム』な雰囲気もある。
1991年の『ホテルウーマン』サウンドトラックに参加しており、デビューを予定してる旨が案内されていたのでBMG VICTORないしBMG Roomsと契約していた可能性が高い。
個人的にヴォーカル岩切玲子の声は好きな声。B'zやManishi、ZARDなど多数のアーティストの作品でコーラスを担当した実力派。
4. 孤独のRunaway W-NAO
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:池田大介)
(C) 1990 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD.
1992年3月18日にテイチクのBitamingレーベルから発売されたW-NAO1stシングル。最高97位。B'zのミニアルバム『MARS』収録曲をカバー。
5.太陽の Komachi Angel W-NAO
(作詞:稲葉浩志・作曲:松本孝弘・編曲:池田大介)
(C) 1990 Be Kikakushitsu.
1992年5月21日にテイチクのBitamingレーベルから発売のW-NAO2ndシングル。B'zシングルをカバー。
6. ジュテーム 坪倉唯子
(作詞:大津あきら・作曲:織田哲郎・編曲:池田大介)
(C) 1993 Nippon Television Music Corporation & Be Kikakushitsu
1993年1月27日にBMG Roomsのrhizomeレーベルから発売された坪倉唯子さんシングル。最高25位、20.2万枚。日本テレビ系水曜ドラマ『ジェラシー』主題歌。
YAMAHAポプコン入賞後、アポロンから歌手デビュー。本人の志望はシンガーソングライターであったが、歌手としての才能のほうを認められる。
80年代後半に長戸大幸氏のスカウトでビーイング入りし、コーラスの仕事を中心に活動。
TUBEプロジェクトの渚のオールスターズの後期に参加している。CBS/SONYから作品を出す計画もあったが、ソニーが渚のオールスターズのプロジェクトから降りることになりプロデューサーの長戸大幸氏は『近藤(房之介)と坪倉(唯子)の居場所がなくなる』と長戸氏はBMGビクターと交渉してレーベル契約を取り付ける。
このとき、近藤さん坪倉さんだけではなく織田哲郎さんも移籍している。
その後、坪倉さんがメインボーカルを務めたB.B.Queensが『おどるポンポコリン』で大ヒットそして同時期にB'zがブレイクする状況となビーイングを取り巻く状況が一変する。
基本的に代表原盤権はビーイングが所有することを条件に数多くのレコード会社と契約してカタログを供給した。1991年には自分たちでレコード会社をやったほうが早いとしてレコード会社を設立してしまう。
坪倉さん自身はヴォーカリストとしての活動に重きを置き、大物アーティストから依頼されレコーディングやライヴでコーラスする仕事が増える。
代表的な作品として中島みゆき『Maybe』、尾崎豊『闇の告白』、T-BOLANの『Bye For Now』、Mr.Children『Everything (It's you)』、福山雅治『桜坂』、工藤静香『千流の雫』、大黒摩季『熱くなれ』、ZARD『運命のルーレット廻して』など。
7. 遊びに行こうよ BA-JI
(作詞:中沢晶・作曲:織田哲郎・編曲:織田哲郎、BA-JI)
produced by TETSURO ODA
(C) 1996 Be Kikakushitsu
1996年2月21日にZAIN RECORDSから発売のBA-JIの1stシングル。前年夏にミニアルバム『とりあえず。』BA-JIが初めてリリースしたシングル。織田哲郎プロデュース。
作詞とヴォーカルの中沢晶は1991年にシングル『恋のナースステーション』でポリドールのb.gramレーベルからデビューしたスターダストプロモーション所属のモデル中畑幾久子である。
これは当時私がADINGに電話して確認しているので間違いないです。
スターダストプロモーション提携シリーズ。
中沢になってからもスターダストプロモーションに所属していました。スターダストとビーイングの提携が解消されたあとはBA-JIとしては織田哲郎の事務所T's Corporation関連会社のセレブランツに移籍して同時にBAJI-Rと改名。レコード会社はソニーに移籍した。(中沢のマネジメントはスターダストのままだった)
8. HAPPY BIRTHDAY FOR YOU 秋吉契里
(作詞:作曲:秋吉契里・編曲:池田大介&C.Crew)
(C) 1997 TV ASAHI MUSIC CO.,LTD. & Be Kikakushitsu
1997年2月18日、Rooms RECORDSから発売された秋吉契里デビューシングル。テレビ朝日系『トゥナイト2』エンディングテーマ。
彼女に関して判明していることといえば、90年初頭に長戸大幸プロデューサーと出逢っていること、大学院で日本文学を専攻していたこと、そして現在もうこの世の中には存ないこと。
27歳という遅いデビューながら、2年ちょっとの間にシングル7枚、オリジナルフルアルバム『存在』2枚しっかりとリリースしている。ベストアルバムの類はない。
ビーイング総帥である長戸大幸氏がラジオで話した時のことを思い出してみよう。
長戸氏はラジオの番組でBMGに話をもっていった時期、つまり89年から90年代初頭に『いずみちゃん』というめちゃくちゃ可愛い大学生がいて、その子をメインに売り出そうと計画していたが、彼女の両親に大反対されたためポシャったと。その後、ZARDの坂井泉水にイズミと名付けたのはその『いずみちゃん』の印象が強かったからだとも話しているのだ。
89年〜90年代初頭といえばビーイングのメインレーベルはBMGビクターに集約されており、B'zのZEZも含めベテランアーティストのRhizome、その他アーティストのD.O.G HOUSEと3つもの専門レーベルを構えるほど強い協力関係にあった。
B'zのヒットを受けてBMGにも出資してもらってその流れを汲む3レーベルを法人化しBMG ROOMSが設立。ビーイング単独出資になった1995年にはROOMS RECORDSに社名を変えているのだが、ROOMSはBMGにいたビーイングのアーティスが所属している。
特に長戸大幸氏との繋がりが深いアーティストの作品を出していたところでもある。
『いずみちゃん』はそのラインで売り出される予定だったわけだから当然契約書を交わしていたとしてもおかしくはない。
残された契約を消化したのが秋吉契里としての活動だったとしたら話が合うのである。芸名に『契』が入っていることも興味深い。
アルバム『存在』、『無力』を発表。
新人のアーティストのデビューはZAINからが多かったので、なぜこの人はROOMSなのだろうか?と当時不思議に感じていた…
27歳でのデビューというのもやっぱり違和感がある。制作に関与していたのが古株で経営に移り現場から離れていた中島正雄さんだったことも珍しいことだった。
結果としてはほとんど売れることも注目されることもなかったけれどリリースはしっかり行われた。
そして2004年、ビーイングが設置し、更新もされることもなくなった公式サイト(www.being.co.jp/chigiri/)にポップアップが出現し、秋吉契里さんが闘病の末、亡くなったことが伝えられるという異例ともいえるお知らせがあった。
当時のビーイングではこのようなお知らせはおろか活動終了の報告さえもアナウンスされることは殆どなかったため、この特別扱いには一部ファンの間で話題になっていた。
アルバムのコラージュ写真もど真ん中に据えられているのがなんとも不思議だ。
ビーイング作品に大きく貢献したアレンジャーの明石昌夫氏については、スタッフレベルでは個人のSNSで追悼されていたが、会社としては何のアナウンスもされていない。
所属を離れてるとはいえその貢献を考えればお悔やみをアナウンスするくらいは人情だろう。(B'zも公式には何も出していない)
9. きっとふたり 会えてよかった 柳原愛子
(作詞:向井玲子・作曲:栗林誠一郎・編曲:池田大介)
produced by 長戸大幸、長戸秀介
(C) 1993 NICHION,INC. & Be Kikakushitsu
1993年11月17日にZAIN RECORDSから発売の柳原愛子さん2ndシングル。TBS系『COUNT DOWN TV』オープニングテーマ曲。
10. Tears 森下由実子
(作詞:向井玲子・作曲:川島だりあ・編曲:明石昌夫)
(C) 1993 NICHION,INC.
1993年8月17日にZAIN RECORDSから発売の森下由実子デビューシングル。TBS系『COUNT DOWN TV』オープニングテーマ曲。
スターダストプロモーション提携シリーズ。
11. 街中の素敵 みんな着飾って 中原薫
(作詞:作曲:川島だりあ・編曲:大島こうすけ)
(C) 1993 Be Kikakushitsu
1993年12月15日にZAIN RECORDSから発売の中原薫デビューシングル。IONA CMソング。王道のビーイングサウンドではなくSO-Fiに近いものがある。
スターダストプロモーション提携シリーズ
12. いますぐ夏へ連れ去って… Beaches
(作詞:黒澤摩璃子・作曲:瀬木佑未子・編曲:池田大介)
(C) 1993 Nippon Television Music Corporation & Be Kikakushitsu
1993年12月1日にバップのB-VAPレーベルから発売のBeachesデビューシングル。日本テレビ『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』エンディングテーマ。
メンバーは瀬木佑未子(ちびまる子ちゃん「ゆめいっぱい」の関ゆみ子)、黒澤摩璃子、髙田万由子の3人。
個人的な印象ではMi-keのOL版みたいな感じ?
瀬木佑未子さん自身の解説があります
13. それだけなのに… featuring 上杉昇 川島だりあ
(作詞:作曲:川島だりあ・編曲:倉田冬樹)
(C) 2003 Be Kikakushitsu
1992年にシングル『悲しき自由の果てに』がヒットした川島だりあさんが3rdアルバムのために制作した楽曲。
ところがソロ活動を停止してFEEL SO BADとしての活動を開始したためお蔵入りになっていた。
正直いうとソロのアルバムを作って欲しかった!10年経ってこんな良い曲聴かされてちゃうとその想いは深くなる。『東京パワー』のツアーは飛行機のスカイメイトを使って行きました。赤坂ブリッツでしたね。…本当に観たいのはソロのだりあさんだったんですけどね。
ビーイング全盛期には織田哲郎さん、栗林誠一郎さんなどと同様に数多くの楽曲提供を行なっていた。
GIZAstudioのアーティストに楽曲提供したのは川島さんだけである。(栗林誠一郎さんのストック曲を使った岩田さゆりは除く)

ビーイング創立35周年を記念して発売されたat the BEING studioシリーズの女性ヴォーカルもののコンピレーションです。既に男性ヴォーカルもののvol.1 〜male〜が発売されていました。
hitsとタイトルにありますが、僕の記憶の限りではヒット曲は数曲にとどまっており、選曲は微妙かなというのが正直な感想。
発売の告知ではビーイングがプロデュースした中谷美紀さんの『あなたがわからない』が収録される予定でしたが、中谷さんの所属事務所スターダストプロモーションからの抗議で収録されませんでした。これもヒットはしていませんが、KEY WEST時代含めて中谷美紀さんの黒歴史としてプロフィールから抹消されていますから仕方ないでしょう。
当時のビーイング×スターダストプロモーション提携シリーズは非常に多いので、いっそそれらをコンプリートしても面白かったのに。
Mi-ke(宇徳敬子、村上遙、渡邊真美)、ZARD(坂井泉水)、中畑幾久子(中沢晶)、KEY WEST CLUB(中谷美紀、東恵子)、Manish(高橋美鈴、西本麻里)、森下由実子、中谷美紀、中原薫、BA-JI(中沢晶)、Aisha(東恵子)と10組を超えますから。Aishaは本当に勿体なかった!デビュー曲『Basic Mind 〜Darling! Let's take a chance』は非常に出来が良いのだけど提携終了とともにTHE ENDとなった。
個人的には懐かしい曲が並んでいるので楽しめるんだけどタイトルと中身の乖離は否めない。
七緒香のアルバム曲『街』の収録に『?』を感じつつ、宇徳敬子『まぶしい人』、小松未歩『謎』などヒットした曲はスルーしてる点にも『?』だったり。
90年代にこだわるなら、中村彩花『遥かな時間を越えて』、水島由紀子『Always Remember』、牧穂エミ『碧いうさぎ』、中畑幾久子『恋のナースステーション』など他にもあるよね。
プロデュース提供した南野陽子『KISSしてロンリネス』、Wink『咲き誇れ愛しさよ』、田中律子『青い夏に身をまかせ』なんかも入れる余地はあったのではないでしょうか。
ビーイングの売れなかったものも含めてなつかしむには良いかも知れない。

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